昭和の匂いたっぷりのひらがな積み木。
年上の従姉妹→私と妹→娘と姪っ子(今ここ)と、脈々と受け継がれている。
時代を感じさせる絵柄と語彙だ。
「れこうど」「そろばん」「ものれえる」とか。
しかし、目を見張るのは色塗りの大胆さ。
線画が堂々と塗りつぶされ、線から色がはみ出てる。正直言って雑だ:(;゙゚’ω゚’):
全積み木のうち、色塗りの激しさトップクラス4個。それは、
「めろん」「りす」「ほん」それから「やぎ」。
画像と共に披露しよう。
1. めろん
2. りす
3. ほん
4. やぎ
明らかに手塗りと思われる。
少々のはみ出しOKとなるような牧歌的な時代だったのか?(少々レベルを遥かに超えていると思われるが)作業工程がよほど甘かったのか??
謎である。
しかし、昔のおもちゃって、何ておおらかなんだろう。
手作業によるムラはあるけど、このアバウトさがむしろ味がある。
この積み木を手に取った時の肌触りと軽さ、素材は桐の木なのだろうか。
私たち一族は皆揃って幼い頃にこの積み木で遊んで成長している。
どの文字の積み木もひとつひとつが愛おしい。我が家のかけがえのない宝だ。
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