昭和レトロなクリスマスツリーの思い出

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我が家のクリスマスツリー。今年もお目見えしました。
幼少期、おそらく1970年代(昭和50年前後?)に親が買ってくれたものです。

高さ60cm程度の小ぶりなサイズで、もみの木の葉っぱはラメ素材でできています。
枝一本一本の先に小さな実を模したような赤く丸い粒が付いていて、それを上に曲げて飾りをかけてつける、という仕組みです。土台はプラスチック製で、赤いレンガ柄の四角い植木鉢風になっています。

オーナメントがこれまたひとつひとつ昭和のいかにも舶来風。
紙製の家、プレゼントの包み、モール素材の痩せこけたサンタクロース、絹状のつやつやしたカラーボール、銀紙で張り子にしたベルや長靴…。

幼い頃、12月になるとこのツリーを枕元に置いていました。
飾りをひとつひとつ眺めながら
「このプレゼントの箱の中には何があるのだろう」
「この銀色の長靴はサンタが履くのかな」「このお家の中には誰がいるんだろう」…などと想像をふくらませて、サンタクロースのいる遠い異国の世界に思いを馳せていました。

電飾は、今主流のLEDではなく昔のおそらく白熱球の類でしょう。青、緑、山吹、ピンク、と色とりどりにツリーを輝かせます。この電飾のプラグを差し込むと点灯し、つきっぱなしの状態がしばらく続くと、やおらチカチカと点滅し始めるのでした。
このチカチカし始める瞬間を、今か今かと待ちわびるのがじれったくてたまらなかった。

しかし何年か使っているうちに、コードに接触不良が起こったのか全く点かなくなりました。
すると、物を修理するのが得意な父がハンダゴテを使って直してくれました。
電球はふたたび点きましたが、点灯しっぱなしでいつまでたってもチカチカすることはありませんでした。

もう40年以上たち、年々オーナメントは色褪せています。
枝先の引っ掛ける赤い粒状のパーツも、根元のワイヤーが劣化しちぎれ易くなり、数が少なくなりました。
ツリーの頂上に取り付ける星状の厚紙のオーナメントは端っこが傷んできたため、去年百均でそれに代わるパーツを購入。
トップ部分がリニューアルされていい感じです(下の写真では暗くてあまりはっきり写っていませんが)。

昨今のクリスマスツリーのようなおしゃれで垢抜けた雰囲気とは無縁の、昭和な古ぼけたツリーですが、幼い頃の夢と思い出がたくさん詰まった大切な宝物です。
平成末生まれの我が娘も結構気に入っているようで、毎晩枕元に置いて電飾を点灯させたまま寝るのが日課になっています。

※その後のツリーの顛末については、こちらの記事をどうぞ。

↓ ツリーの収納ケース。いかにも1970年代のヨーロッパ調な雰囲気。
毎年12月になると「そろそろツリーの時期だね」と、母がタンスの上に仕舞っていたこの箱を取り出してくれるのが、幼心にときめいていたのを覚えています。

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